Noah'note

慶應通信 文学部第1類 74期生

   

意外と細かい引用の方法!レポートを書く前に知っておくべき必須知識、引用の方法!

こんにちは、Noah(のあ)です。

今回はレポートを書く際に必須の引用についてまとめていきたいと思います。

 

レポートを書く際に、参考文献・引用文献は必須です。

しかし、引用したという事実をきちんと記さないと法律違反となってしまい。法的刑罰の対象になってしまいます。

最悪の場合、損害賠償なんてことも…。

そうならないように、知識を身に着けたうえでレポートを書いていきましょう!

 

 

 

Contents

 

引用を明記しよう!

レポートを書く際には、多くの文献を利用します。

その中で、文献からの引用や要約は 必ず注をつけて、出典を示します。

これは著作権、出版権、版面権(著作などの複写・複製に制限を与える権利)を守るためのものです。

例え、大学へ提出するレポートでも、盗用や無断流用は避けなければなりません。

これは、レポートの内容以前に倫理の問題でもあります。

 

著作権は出版物だけではなく、創作物にもあり、それは創作された時点で生じます。

この著作権は財産権であり、それへの侵害は、故意・過失を問わず、法的罰則の対象となり、被害者は財産上の損害賠償請求ができます。

 

つまり、最悪の場合、訴えられ、賠償金を支払わなければならないのです。

(経済学部の方や、憲法を学んでいる方はよくご存じかと思います。)

 

これらは、文中への引用、文中での言及、自分の言葉でまとめたものすべてが該当します。

 

文中での引用方法

上で説明した通り、

直接文章を引用していなくとも、言及したり、自分の言葉でまとめなおしたとしても、

参考にしたものは必ず本文中に明記して、引用文献リストに載せます。

 

引用の仕方は、何を引用したのか直接引用したのかどうかで書き方が変わります。

 

文献から直接引用しない場合

文献から直接、文章を引用しないときには基本的に文中にカッコ書きで書きます。

書き方は、何から引用するかで変わります。

 

1.書籍からの引用

書籍から引用する際は、

著者名と出版年を記します。

例として、今回参考にもさせていただいた本で書かせていただきます。

こちらにも詳しく、そしてわかりやすくまとめられているのでレポートを書く前にぜひ一読していただきたいです!

この本の著者名は戸田山和久さん、出版年は2018年です。

これを文中に明記する際は、文頭、文末でそれぞれ以下のようになります。

ex) 文頭 戸田山(2018)によれば…

  文末 ……といわれている(戸田山,2018)。

文頭に書く際は、筆者名を書いたうえでカッコ書きで出版年を書きます。

文末に書く際は、カッコの中に、筆者名、出版年を書きます。

 

新聞からの引用

新聞から引用する際は、2通りの書き方があります。

まずは、誰が書いたのかわかる(記者名がわかる)場合はしたのようになります。

ex.文頭 Noah(慶應新聞,2022)によれば…

文末 ……した。(Noah,慶應新聞,2022)

 

誰が書いたのかわからない(記者名がわからない)場合は下のようになります。

ex.文頭 慶應新聞(2022)によれば…

文末 ……した。(慶應新聞,2022)

 

ウェブサイトからの引用

ウェブサイトから引用する際は、著者名、またはサイト運営の組織名とURLを書きます。

……した。(Noah,https://www.noah-17.com/)

 

文献から直接引用する場合

レポートへ直接参考文献から文章を引用するときには、引用する文章の長さで引用の仕方が変わります。

短い文章の場合

短い文章の時は、引用した文章を鍵カッコ「」、文章内にカッコ書き()で著者名、出版年、p.ページを書きます。

…本文…、「…引用文章…」(著者名,出版年,p.ページ)。

 

長い文章の場合

長い文章、具体的には3行以上の文章を引用する際は、

前後各1行ずつ、引用文全体の左側を2文字分ずつ字下げします。

(□は全角1文字分です。)

……………である。

(一行空ける)

□□……………であり、

□□……………であるため、   ←引用文

□□……………である。

(1行空ける)

…………であるからして、……である。

 

 

引用文献リスト

本文中で参考にした文献言及した文献明記した文献のそれらすべてをレポートの最後に引用文献リストとして書く必要があります。

この引用文献リストは、文末にまとめて書きます。 

 

書く際は、見出しとして、

引用文献

と書きます。

 

これも引用した媒体によって書き方が変わります。

 

書籍からの引用

書籍を参考にした場合は、

       ↓ピリオド      ↓ピリオド

著者名 (出版年). 書籍タイトル 出版社.

   ↑半角スペース     ↑全角スペース

となります。

これを参考にした文献である以下の本で書いてみます。

この本の著者は河野哲也さん、タイトルはレポート・論文の書き方入門第4版、

出版年は2018年、出版社は慶応義塾大学出版会なので、

 

河野哲也 (2018). レポート・論文の書き方入門第4版 慶応義塾大学出版会.

となる。

 

新聞からの引用

新聞を参考にした場合は、著者名(記者名)が分かるかどうかで書き方が変わります。

 

まずは、著者名(記者名)が分かる場合。

(■:半角スペース、□:全角スペース)

著者名■(2022).タイトル□慶應新聞4月1日夕刊□三田本社版

 

次に、著者名(記者名)が分からない場合。

(■:半角スペース、□:全角スペース)

慶應新聞■(2022).■タイトル□4月1日夕刊□三田本社版

 

ウェブサイトからの引用

レポートWeb提出についてまとめた 下の記事を例にして説明します。

これも慶應通信でレポートを提出する際に必須の情報なので、役に立つと思います。

 

Webサイトをリストに書く際には、

著者名,発行年,表題,誌名,巻数,掲載ページ

URL.,(データを取得した日付).

で記載します。

(誌名,巻数,掲載ページはある場合のみです。)

 

これを参考にレポートのWeb提出についてまとめた記事について引用したとすると、

Noah,2021,意外と知らないWEB提出?慶應通信学習において必須!レポート提出の方法2種類について,Noah’note

https://www.noah-17.com/意外と知らないweb提出?慶應通信学習において必/,(2022/4/1)

となります。

 

まとめ

ここまで、たくさんの引用の仕方についてまとめてきました。

これらは自分の身を守っていくという観点でも大切な知識です。

 

紹介したのはほんの一部に過ぎず、実際にレポートを書いていくと疑問に思うことがたくさん出てくると思います。

その時には、記事中でも紹介した、以下2冊の本を参考にするとすごく良いと思います。

 

これらを参考に、大学生活、勉強、頑張っていきましょう!

 

ではー。

 

 

   

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